いろんなことがあった2011年も暮れようとしています。年の終わりに、この一年にけじめをつける旅はいかがでしょう。日本には「除夜の鐘」という、新しい年を迎えるための素晴らしい行事があります。今年の出来事を振り返り、自分の気持ちに決着を着けるために撞かれる鐘。百八つの鐘は煩悩の数とよく言いますが「四苦(4×9)八苦(+8×9)を取り払う、という意味もあるそうです。温かい部屋で、こたつの中で鐘を聞くのもいいけれど、今年はライブで除夜の鐘を。そんな年末年始を旅してみませんか?

除夜の鐘の名所といえば、京都です


せっかくなら自分でつきたい除夜の鐘
(写真はイメージです)
お寺の多さでいったら京都。京都の新年はそこかしこから聞こえてくる鐘の音と共に訪れます。なかでも三大梵鐘の一つとして知られる京都知恩院。大晦日は入場制限が出るほどの賑わいです。
31日、午後4時に全山門は一度閉じられ、午後7時に女人坂山門だけが開かれます。大鐘楼のある御影堂へ向かえるのはここだけ。鐘楼の周りに入れるのは300人ずつで、入れ替え制となります。寒い中、2時間くらい並ぶ覚悟で。
が、そんな知恩院の鐘撞きを観るチャンスが、12月27日にあります。「試し撞き」です。試し撞きとは文字通り除夜の鐘の予行演習です。親綱を持つ僧侶と、16人の子綱を持つ僧侶が本番さながらに鐘を撞きます。時間は午後2時から。
試し撞きは除夜の鐘と違い日中に行われるので、写真が撮りやすいのも人気の理由となっているようです。
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除夜の鐘参拝の詳しい記事があります。スケジュールもここで
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四国霊場の鐘を撞く


鐘の音で一年を締めくくりましょう
(写真はイメージです)
寺の数では、四国も負けてはいません。なにしろお遍路の立ち寄る霊場だけで八十八ヶ所もあるのですから。その第31番札所、竹林寺も、除夜の鐘で知られた寺です。この寺の除夜の鐘は、一般人も撞くことができます。当日は鐘撞きのための整理券が配られますが、現れない人もいるようで欠番待ちもあるのだとか。
11時半に僧侶が撞いたあと、一般人がそれぞれの思いを込めて鐘を撞きます。竹林寺は山の上。鐘の音は遠くまで鳴り響き、込めた念がどこまでも届く気持ちになれるとか。寺は水引きをつけた五円(ご縁)硬貨をふるまう「お福わけ」でも知られ、その足で、坂本龍馬も立ったという桂浜で初日の出、ついて桂浜温泉でお湯、というコースが人気です。
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年中行事のところに除夜の鐘のお知らせがあります。
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オリジナル仏教寺の新旧巡り


静かにゆっくりと大晦日を過ごしましょう
(写真はイメージです)
善光寺は日本有数の歴史を持つ寺です。なにしろ、仏教がいくつもの宗派に分かれる以前からあるというのですから。だから善光寺は宗派に関係なく、男女ともに宿願ができる霊場として知られています。長野市の善光寺も、初詣の人気スポットですが、この寺はかつて飯田市にあったことをご存知でしょうか? 今この地にある寺は「元善光寺」と呼ばれていて、地元ではこの二つをお参りしないと「片詣り」といい、あまり良くないとされます。
大晦日、長野市と飯田市を巡って、新年を迎える準備をしてみてはいかがでしょうか。ちなみに善光寺の本堂は108本の柱を持ち、除夜の鐘と同じ考えで建てられているといわれています。一方元善光寺の除夜の鐘は善光寺ほど混み合わないので、鐘を撞くチャンスも多くなります。また、元善光寺の鐘は正月三が日の間、自由に鳴らすことができるので、初詣を兼ねて鐘撞きを体験してみてはいかがですか。
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除夜の鐘の紹介はありませんが、寺の縁起等はこちらで。鐘撞きは元善光寺事務所まで問い合わせを
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